
受験生となった年の夏休み、主人公『岡田里奈』は毎年恒例となっている家族旅行についていかなかった。
受験勉強を行うという理由が一番だったが、
たまには弟達の世話などから離れて、思いきり羽根を伸ばしたいと思う年頃でもあったからだ。
しかし、そんな何気ない判断が、全ての間違いだった。
旅行当日。家族を見送ると、生真面目な里奈は、まず宿題を片付けるために机へと向かっていたが、
しばらくして、なにやら一階のほうからガサゴソとした物音がしていることに気づいてしまった。
忘れ物でもして、家族が戻ってきたのかと思う里奈は、階段を下り一階へ。
「どうしたの?何か忘れ物でもした?」そう言いながら、居間のドアを開けた。
――そこに、女なんて壊して遊び捨てる玩具としか思わない暴漢が居るとも知らないで……。


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