「アキ、あなた何度言ったらわかるの?」
(ったく……うるさいなぁ。律姉さんは……)
日頃からだらしのない生活態度を指摘され霹靂している成宮明彦は心の中で何度もため息をついていた。
もういい加減にしてくれと霹靂してきたころ、たまたま通販で購入したとあるアイテムが家に届く。
それを待ってましたと言わんばかりに、律子のお説教を遮り玄関に急ぐ明彦。
そのまま、二階に上がると
「なに? まーた律姉になんか言われてたの? ホント、アキは要領悪いよねー」
「う、うるさいよ。姉ちゃんには関係ないだろ?」
「なんだとー、せっかく人が心配して声掛けてやってるのにー!」
この豪快な人物はもう一人の姉・成宮真琴。
この大雑把な性格の姉は昔からズケズケと物を言ってきては自分の心の傷を容赦なく抉っていくのだ。
そんな真琴を無視して自分の部屋に引きこもる明彦。
「まったく、ふたりとも放っておいて欲しいよ。ふふふ、これがあればそれも簡単なんだけど」
彼が手に入れたのはとある催●装置。
先に手に入れた知り合いが険悪な間柄の妹を自在に操って、小遣い稼ぎをしているのを知った彼はこれを、自分の姉たちに使うことを決めたのだった。
果たして彼は催●装置を使い、ウザいふたりの姉を自由自在に操ることが出来るのだろうか――
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