主人公・設楽直樹は勤めていた大学の駐車場管理の仕事をクビになり、半ば自暴自棄になっていた。
理由は直樹の勤務態度が原因だったのだが、40過ぎまで自分本位な性格で生きてきた彼にとってはそんなことは関係なく、
周囲に当たり散らし酒に溺れて憂さ晴らしをしていた。
そんなある日、直樹は飲み屋で他の客と諍いを起こし店を退店させられる。
文句を言いながら帰宅している最中、直樹は酔いのせいもあり足がもつれて道路に飛び出し、向かってきた車と接触してしまう。
車から降りてきた女は自分の携帯で、どこかに電話しその姿を見ながら気絶する直樹。
意識を取り戻すとそこには二人の女が。
どうやらこの二人が自分を轢いた加害者らしい。
しかも事情があって表に事故のことは出せないことを知る直樹。
「なんて自分勝手な奴らだ……それなら俺もアイツ等に対して自分勝手に振舞ってやる！」
直樹は二人の女を利用するため、行動を開始するのであった。
